PROFILE

小林 翔

社会学部卒 2013年入社
営業本部 環境物流部 主査

大学時代にゼミの活動で企業の物流センターを見学し、物流業界に興味を持つ。中でも、鉄鋼や重量物などを扱うスケールの大きさに魅力を感じて日鉄物流へ。入社後は、港湾物流、陸上輸送、海洋輸送と幅広い業務を経験。

CHAPTER.01現在の業務

お客様と信頼関係を築き
効率的な配船を目指す

環境物流部は、バラ貨物と呼ばれる、石灰石や土壌などの原材料、スクラップやタイヤチップ、製鉄の過程で発生する「スラグ」という副産物などの国内輸送を取り扱う部署です。私は主に、海上輸送の配船業務と営業活動を担当しています。配船業務とは、自社船団の船をどこに運航させるかなどを決めること。お客様が輸送してほしい貨物の情報と、輸送する船舶とをマッチングし、気象状況も考慮しながら効率的に配船を組み立てていく役割です。同時に、船に何も貨物を運んでいない状態が続くと損失が生じてしまうため、輸送する貨物を獲得するための営業活動も行っています。自ら情報を収集しながら、輸送検討を重ね、最終的に成約に結びついたときのやりがいは大きいです。大切にしているのは、お客様に良きパートナーとして信頼され、なんでも相談していただけるような関係を築くこと。常に誠意をもって対応することを心がけています。

CHAPTER.02ターニングポイント

火力発電所の建設に関わる
長期的なプロジェクト

九州支店大分地区 営業課に所属し、建設資材や重量物の輸送を担当しているときに携わった、火力発電所の輸送プロジェクトはとくに印象に残っています。私は陸上輸送の担当として、港湾輸送を担当する部署と連携しながら、車両の手配や輸送ルート、作業手順の検討などを行いました。火力発電所の建設資材は、柱などの細かいものから巨大なボイラーまで様々です。重量物輸送は特殊なケースが多く一つとして同じものがないため、大きさ、重さ、形状、車載が可能か、クレーンで吊れるのか、輸送ルートに障害となるものはないかなど一つひとつ検討を重ねます。輸送技術検討部門のスタッフとCADを用いたシミュレーションを行ったり、ドライバーにヒアリングしたりと、あらゆる可能性を視野に入れながら輸送計画を策定しました。納期が厳しい中で慎重な輸送検討が求められ、苦労することも少なくありませんでしたが、2年という長期にわたるプロジェクトをやり抜くことができた経験は自分にとって大きな財産になっています。

CHAPTER.03将来の展望

一般営業部門の強化と
営業マンの育成が目標

近年は、脱炭素社会に向けたCO2削減の観点からスクラップの使用量が増えているほか、タイヤチップを石油に代わる燃料として使用したり、スラグをセメント原料や道路・建物の路盤材といった建設資材に再利用したりするなど、環境問題に対して物流が果たすべき役割が大きくなっていることを実感します。今後は、現在私が所属している一般営業部門をより強化し、鉄鋼製品以外の取り扱いをさらに拡大していくことが目標です。また、人材育成にも興味があり、ノウハウなどを部署内で伝えるだけでなく、将来的には組織全体の人材育成に取り組んでみたいという思いがあります。営業経験者としての目線を活かし、当社がさらに強みを発揮できるような営業マンの育成に貢献できたらいいですね。そのためにも、まずは自分が手本となれるような人材になることを目指していきたいと思います。

QUESTION.01会社の好きなところ&魅力は?

社内は風通しが良く
福利厚生も充実!

社員同士の仲が良く、異動した先でもすんなりと溶け込める社風は当社の特長だと思います。住宅制度をはじめ、福利厚生が手厚いところも大きな魅力。有給取得やフレックスタイム制の利用も奨励されていて、上司が積極的に利用してくれることで皆が利用しやすい雰囲気があります。また、営業部門では、支店間でのコミュニケーションが活発なところも良いところ。これからも情報交換を密に行い、営業活動に役立てていきたいです。

QUESTION.02オフの過ごし方は?

ゴルフやダイビングで
リフレッシュ!

ゴルフが趣味で、休みの日は練習をしたりラウンドに出かけたりしてリフレッシュしています。また、最近はダイビングのライセンスも取得しました。いつか沖縄の海に潜りに行きたいなと思っています。以前は忙しいときに休日出勤をすることもありましたが、現在は土日もしっかり休めているのでオフも充実。将来的に管理者になることを視野に入れ、従業員の労務管理について勉強するなど自己啓発にも取り組んでいます。

記載された写真および原稿は2022年1月時点のものです。