PROFILE

馬場 祐太郎

総合政策学部卒 2012年入社
管理部 営業管理課 主査

就職活動では「他社では代替が難しい、社会的な責任の大きい仕事をしている会社」を企業選びの軸とする中、日鉄物流の事業に興味を持つ。入社後は、営業、人事を経験し、現在は東日本支店君津地区に出向し、営業管理を担当。

CHAPTER.01現在の業務

実状に見合った
正当な対価を追求

現在私が所属している東日本支店君津地区 管理部 営業管理課には、契約、経理、購買と3つのチームがあり、その中で私は契約チームに所属して主に他社との契約業務を担当しています。できるだけ優位な条件で契約を締結できるよう、取引先との料金交渉を行うほか、交渉に向けて事前に調査や分析を行うことも重要な仕事。「契約」とはその時々の交渉結果の積み重ねであり、複雑なものも多いです。その為、一筋縄ではいかない案件を前に四苦八苦することも少なくありません。しかし、現場で働く方々の日々の努力や苦労を余すことなく正当な対価に変えることが、私たち営業管理課の果たすべき役割。現場の方々に代わって取引先と交渉し、物流にかかるコストはもちろん、技量の高さなどの付加価値についても十分に理解してもらうことが重要です。長期的な視点で見ると、その積み重ねが当社の成長と物流会社の社会的地位の向上につながると考えています。

CHAPTER.02ターニングポイント

すべての経験が
自身の成長の糧になる

入社以来、営業、人事、営業管理の仕事に携わってきましたが、すべての経験が現在の自分につながっていると感じています。営業の仕事をしていたときは、震災復興に関わる案件を担当したことにより、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感を得ることができました。また、人事に携わっていたときに、採用活動や労働法改正への対応など、一から新たな仕組みや制度などを構築したことはとても貴重な経験でした。現在の部署では、これまで誰も手をつけられずにいた部分の料金改定を取引先と交渉し、実現できたことに大きな手応えを感じています。交渉の進め方は自分なりに模索しているところですが、正解がない事柄について、ロジックを組み立てて考え、自分で判断し実行するというプロセスには、過去の業務で培ってきた経験が大いに活かされていると思います。

CHAPTER.03将来の展望

目の前にある課題に
全力を尽くす

これまでも自分がいま所属している部署より先のビジョンについてはあまり考えたことがなく、目の前のことに全力で取り組み、その部署で自分が立てた目標を達成することが最も重要だと考えています。現在の仕事でいえば、業績不振が続く部署の黒字化を達成することが当面の目標。これは、製鉄所構内輸送の単価改定に関する取り組みです。長年赤字が続いている部署について原因を調査したところ、作業単価が現在かかっている費用に見合っていないことが判明し、料金改定を目指して継続的に交渉を進めています。交渉に臨む際は、相手に納得してもらえるよう緻密にデータを積み上げることが必要です。そこで、今回は車両の稼働状況を過去3年分すべて洗い出し、稼働時間と停車時間、停車理由に至るまで徹底的に調査しました。取引先との交渉の末、現在は3分の1ほどの価格改定が実現。応援してくださる現場の方々の期待に応えるためにも、責任を持って業務を遂行したいと思います。

QUESTION.01会社の好きなところ&魅力は?

子どもに誇れる
大規模な事業!

事業のスケールが圧倒的に大きく、子どもに「パパの会社はこういう仕事をしているんだよ」と自信をもって話せることが、当社の一番好きなところですね。子どもは今2歳ですが、工事現場や大型車両などを見るのが大好きで、社内報を持って帰ると大喜びしてくれます。また、社宅などの福利厚生が充実していることも当社の魅力。そして、一方的に業務を押し付けるのではなく、頑張ったらその分評価してくれる風土もこの会社の良いところだと思います。

QUESTION.02オフの過ごし方は?

天気が良い日は
家族で公園へ!

子どもと一緒に出かけることが休日の楽しみです。自宅の近くに一周何十分もかかるような広い公園があるので、天気が良い日はお昼ごはんを持って家族で遊びに行くことが良い息抜きになっています。また、ときには駅に電車を見に行ったり、工事現場を眺めたりすることも。子どもは乗り物が好きなので飽きずにいつまでも見ていますね。それ以外では、ときどき会社の人とゴルフを楽しんでいます。

記載された写真および原稿は2022年1月時点のものです。