日鉄物流では、社員の誰もが生き生きと意欲を持って働けるように、
キャリア支援制度や福利厚生制度を整えています。
どんな制度を活用し、自らのキャリアに生かしているのか。
ここでは一事例として、荒巻裕子のこれまでの歩みを年表形式でご紹介します。

MY POLICY

悩みすぎず、前向きに解決策を考える

WORK × LIFE
 

WORK

LIFE

AGE22

入社

3カ月間の新入社員研修を経て配属されたのは、鹿島地区 物流管理部 物流管理課。製鉄所で生産された製品の出荷調整業務を担当。先輩や上司に教えを請いながら、仕事を覚えていった。

鹿島での寮生活

学生時代に暮らした大阪を離れて、茨城・鹿島での寮生活がスタート。独身寮は家賃が安いだけでなく、勤務地から近いのが魅力。慣れない一人暮らしも、年齢の近い職場の仲間がそばにいるので心強かった。

AGE25

 

結婚

入社3年目で結婚。結婚休暇だけでなく、会社から結婚祝金が支給された。結婚式や新婚生活の準備など、何かとお金がかかるので、こうした金銭面でのサポートはありがたかった。

AGE28

 

TURNING POINTTURNING POINT第一子出産

産前産後の出産休暇に加え、子どもが1歳になるまで育児休業を取得。その間は育児休業給付金が支給されるので、大きな不安もなく、初めての子育てを楽しむことができた。

AGE29

職場復帰と部署異動

長女の1歳の誕生日に職場復帰後、総務労政課へ異動。物流の現場から一転、管理部門で給与業務に従事。新たに学ぶことが多く大変だったが、上司や周囲のサポートのもと、前向きに取り組んだ。

育児のために時短勤務

子どもを保育園に預けるため、短時間勤務を申請。始業と終業それぞれ30分ずつ、計1時間短縮することで、朝は子どもを送ってから出社し、夕方はお迎えのために30分早く退社することができた。

AGE31

 

TURNING POINTTURNING POINT第二子出産・仕事との両立

子どもが1歳になるまで育児休業を取得し、職場復帰。
長男は頻繁に熱を出したため、会社を休まなければならない日があったが、福祉休暇を活用して乗り切ることができた。

AGE33

 

テレワークを利用

コロナ禍で緊急事態宣言が発出されると、保育園も休園。テレワークのおかげで、子どもの面倒を見ながら、自宅で業務ができた。

AGE34

働き方改革を推進

働き方改革やD&I(ダイバーシティー&インクルージョン)の活動に従事し、自分も後輩も働きやすい会社にしていくため、積極的に取り組んだ。

 

AGE35

TURNING POINTTURNING POINT主査に昇格

主査昇格試験に挑戦。子育てしながら活躍する先輩や同期の存在を励みに努力した。昇格後は主査研修に参加。自分の成長だけでなく、人を育成する立場になったことで、仕事に対する姿勢が変わった。

 

AGE36

 

本社異動と引っ越し

共働きの場合、夫婦が協力して家事や育児を行うことが大切。夫の転勤に合わせて勤務地を選べる勤務地限定制度を活用し、本社へ異動。家族4人で過ごす時間が増え、仕事のモチベーションアップにもつながっている。

自身の歩みを振り返って

私にとって仕事も家庭もどちらも大事。その思いを尊重してくれる環境が日鉄物流にはあると実感しています。制度はもちろん、周囲の理解もあって、これまで仕事を続けることができました。
とはいえ、仕事と家庭の両立はなかなか難しいもの。「どちらも中途半端なのではないか?」と落ち込んだこともたびたび。そんな時によく聴いたのがレディ・ガガの曲「Born This Way」です。「Don't be a drug, just be a queen.」というフレーズに勇気をもらい、あまり悩みすぎず、前向きに考えようと、気持ちを奮い立たせました。
そうした経験があるからこそ、働き方改革のプロジェクトでは、仕事を続けることに悩む社員の方に寄り添いたい、と積極的に取り組みました。社員の声に耳を傾けて、日鉄物流の働く環境はより良いものへと着実に進化していると思います。

記載された写真および原稿は2023年12月時点のものです。