日鉄物流 社船

日本中にある製鉄所を拠点とし、全国一円に製品を輸送する日鉄物流。
甲板部・機関部・司厨部が一丸となり、安全をモットーに今日も海を走ります。

  • 甲板部

    レーダーなどを駆使して船を運転し、
    安全航海を担います。

    甲板部
  • 機関部

    船のエンジンの保守・点検・運転を
    行います。

    機関部
  • 司厨部

    1日3食、乗組員のための食事を
    調理します。

    司厨部

全国にわたる航路

日本製鉄(株)の製鉄所など12か所(室蘭・釜石・鹿島・君津・名古屋・和歌山・堺・広畑・光・小倉・八幡・大分)を拠点とし、全国一円に輸送。各製鉄所から全国84か所の中継地と呼ばれる倉庫へ約200隻の船舶が1か月で約1,200航海し、全国に鋼材を輸送しています。

全国にわたり航路

室蘭

釜石

鹿島

君津

名古屋

和歌山

広畑

大分

八幡

小倉

乗船期間スケジュール

原則として3か月間連続乗船、1か月間連続休暇となり、年間の陸上休暇日数は102日間です。乗船中は24時間勤務のイメージがあると思いますが、2~3名で交代して船を動かすので実際に当直(ブリッジやエンジンルームで勤務すること)をするのは一人1日8時間ずつです。
まれに、貨物の積み込み作業が雨天で中断した場合などには、港近くの町へ繰り出すこともできます。近所の温泉へ行ったり、ご当地グルメを楽しんだりしている乗組員も多いです。また陸上休暇は1か月間と長いので、有意義に使うことができます。趣味の車で旅行をしたり、普段会えない友達との予定を入れて過ごすとあっという間に1カ月が過ぎてしまうこともあるそうです。

  1. 4月〜6月乗船

  2. 7月休暇

  3. 8月〜10月乗船

  4. 11月休暇

  5. 12月〜2月乗船

  6. 3月休暇

※ある乗組員の1年間のスケジュール(例)

乗船する船

日鉄物流の社船は現在6隻です。皆さんが乗船することになる船をご紹介します。

船名 全長×型幅(m) 船籍(進水年月) 総屯数(G/T) 重量屯(D/W) 最高速力(ノット) 常用速力(ノット) 主機関 馬力/(Kw)
鐵翔丸 76.23×12.00 東京都(2010.03) 499 1,670 14.40 11.50 阪神内燃機 2,000馬力/1,471
日昌丸 72.12×12.00 愛知県(2010.06) 499 1,670 14.08 11.50 赤坂鐵工所 1,800馬力/1,363
鐵山丸 75.24×12.40 愛媛県(2010.11) 498 1,710 13.50 12.69 阪神内燃機 1,800馬力/1,323
鐵竜丸 83.13×13.00 愛媛県(2010.03) 748 2,385 14.00 12.40 阪神内燃機 2,000馬力/1,471
しんりゅう丸 84.63×13.00 福岡県(2015.01) 749 2,350 13.00 12.30 赤阪鐵工所 2,200馬力/1,617
八光丸 84.63×13.00 東京都(2013.11) 749 2,350 14.24 12.30 赤坂鐵工所 2,200馬力/1,617
  • 鐵翔丸(てっしょうまる)

    鐵翔丸てっしょうまる

    G/T499型 D/W1,670 全長76.23m×型幅12.00m

    全国一円を航海

    2010年4月に就航した『鐵翔丸』は、日鉄物流として久しぶりの新造船ということもあり、船名は社内公募して決定しました。2,000馬力の主機を搭載し、現在でも運航船の中で上位の船速を誇る、当社の主力船です。

  • 日昌丸(にっしょうまる)

    日昌丸にっしょうまる

    G/T499型 D/W1,670 全長72.12m×型幅12.00m

    全国一円を航海

    2010年6月に鐵翔丸と同型の姉妹船として就航しました。船名の『日昌丸』は、船舶所有者である星野汽船殿の先代社長の名前から「昌」の一文字を取り、また日の字が3つ重なる縁起のよい船名でもあります。

  • 鐵山丸(てつざんまる)

    鐵山丸てつざんまる

    G/T498型 D/W1,710 全長75.24m×型幅12.40m

    全国一円を航海

    2010年11月に「山鋼丸」として就航した当時は先進二酸化炭素低減船の第一号船として内航海運業界で脚光を浴びました。2016年より当社所属となり、船名を『鐡山丸』に変更して現在に至っております。

  • 鐵竜丸(てつりゅうまる)

    鐵竜丸てつりゅうまる

    G/T748型 D/W2,385 全長83.13m×型幅13.00m

    鹿島以西を航海

    2010年11月就航後は「やまなか」の船名で運航されておりましたが、社船「豊竜丸」の代替船として2016年3月より当社社船扱いとなりました。これを機に「竜」の一文字を継承し、『鐡竜丸』として現在活躍中です。

  • しんりゅう丸(しんりゅうまる)

    しんりゅう丸しんりゅうまる

    G/T749型 D/W2,350 全長84.63m×型幅13.00m

    鹿島以西を航海

    『しんりゅう丸』は2016年1月、初代「新竜丸」から2代目「しんりゅう」を経て3代目として生まれ変わって就航しました。最新機器を搭載した社船の中では最新鋭船舶です。

  • 八光丸(はっこうまる)

    八光丸はっこうまる

    G/T749型 D/W2,350 全長84.63m×型幅13.00m

    八幡(戸畑)~光 専航船

    八光丸の船名の由来は、本船の就航航路である八幡製鉄所と光製鉄所の頭文字をいただいたものです。初代八光丸の就航は1966年5月で、社船最長の50年以上の歴史をもち、本船は4代目として、2013年11月に就航しました。

積荷実績

「鉄を運ぶ」事で培った豊富な技術とノウハウで、空港滑走路・橋梁・鉄道車両・ロケットなど重量物・容大物も運搬しています。

  • コイル

    コイル

    並んでいると小さく見えますが、1つあたり約12tもあります。

  • ブリキシート

    ブリキシート

    薄いブリキの板を重ねたものです。コイルと合積み(=一緒に運ぶこと)しています。

  • シートパイル(鋼矢板)

    シートパイル(鋼矢板)

    工事現場で、土や水との仕切りとして用いられます。

  • 新幹線

    新幹線

    北陸新幹線「かがやき」です。新幹線は、2両積むと艙内が一杯になります。

  • 列車(車両・車輪)

    列車(車両・車輪)

    神戸から列車を運びました。車輪へ重さがかかって傷んでしまうのを防ぐため、車体と車輪は分けて輸送します。

  • 貯槽設備(タンク)

    貯槽設備(タンク)

    窒素を貯槽するためのタンクを運びました。