INTERVIEWEE.04

安全に、確実にお客様のもとへ鉄を運び日本のものづくりを支える

PROFILE

佐藤盛志

2011年入社　環境土木科卒
構外ドライバー

SECTION. 01 安全・品質・納期を守り、信頼を築いていく

構外配送ドライバーは、製鉄所で生産された鉄鋼製品をトレーラに積み込み、お客様のもとへお届けする仕事です。安全に確実に指定された時間に輸送することが、私たちのミッションです。荷物の積み方にも一つひとつ意味があり、たとえば鋼材は台車の上にしっかり留めなければ、落下事故などにつながりかねません。そのため、入社後はまずは荷物の積み方など構外配送について一から学び、その後ドライバーへステップアップしました。
もっとも大切にしているのは、「安全・品質・納期」を守ることです。通常、製品が加工されるまでにある程度の余裕をもってお客様に納品していますが、以前、イレギュラーな対応でお客様の工場の加工ラインに直接搬入したことがあります。納品が間に合わなければラインが止まってしまうという状況のもと、寸前のところで何とか食い止めることができて感謝の言葉をいただいたときは、達成感とともに「お客様の生産を支える」という責任感を改めて感じました。単に製品を運ぶだけでなく、お客様と信頼関係を築いていくことも私たちの大切な役割だと考えています。

SECTION. 02 陸上自衛隊から、憧れのドライバーへキャリアチェンジ

前職は、陸上自衛隊で4年間勤務しました。自衛隊を目指した理由は、もともと運転が好きだったこともあり荷物や人員を運ぶ部隊に魅力を感じたからです。陸上自衛隊での演習や活動を通して精神力を鍛えられたこと、また仲間たちとの強い絆を得られたことは、自分にとって大きな財産になりました。
任期終了後、継続する道も考えましたが、年齢なども考慮して一からキャリアを再スタートしようと就職を決意。企業説明会で当社の説明を聞き、自分が希望していたドライバーとして働くことができる、当社の構外配送の仕事に魅力を感じて入社を希望しました。職場の雰囲気が明るいことや福利厚生が充実している点も入社を決めた理由のひとつです。職場の雰囲気の良さと働きやすさはイメージしていた以上でした。上司、先輩、後輩の壁を作らず、お互いに意見を発言し、何でも相談し合える関係です。
また、教育面も本人が納得するまでしっかり教えてくれるので不安はありません。構外配送ドライバーは少数精鋭部隊ですが、お互い切磋琢磨しながら、安心して学べる風土作りを心がけています。

SECTION. 03 好きな仕事で、お客様や社会に貢献できるよろこび

私たちの運んだ製品が、お客様の工場で身近なものに形を変えたり、工事現場で橋などの一部として使われる場面を見られるのも、ドライバーの特権です。鉄鋼物流を担い、「日本のものづくり」を支えていると実感できることが、やりがいにつながっています。
私は入社からこれまで、仕事がつらいと感じたことは一度もありません。ときには大変なこともありますが、自分が好きなことを仕事にしているので毎日がとにかく楽しいです。大きな車両を運転してさまざまな地域を走ったり、納品したときにお客様の喜ぶ顔を見られたり、お客様や他社のドライバーなど多くの人と出会えることが、この仕事の魅力です。
今後の目標は、これまで先輩方から教えてもらったことや自らが経験して学んだことを、今度は自分が後輩たちに受け継いでいくこと。私自身、配属後は先輩と一緒にトレーラーに乗り込んで一から仕事を教えていただきました。知識も経験も豊富な先輩は今も頼れる存在です。そんな先輩に一歩でも近づけるよう、周りの人から信頼され、必要とされる人間を目指していきたいです。

OFFなにしてる？

休みの日は、ドライブにでかけることが多いです。仕事でずっと車に乗って、まだ乗るのかと思われるかもしれませんが（笑）、やはり運転が好きなんですよね。景色がきれいな南房総へ行って、海から望む富士山を眺めたり、カフェでお茶を飲んだり、潮風を感じて心身ともにリフレッシュする時間が至福のひとときです。また、コーヒーが好きなので、カフェ巡りをすることも。自分でも地元の宮城に帰省したときに同級生が経営しているカフェで豆を買い、自宅でドリップして楽しんでいます。

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