岡本 将

INTERVIEWEE.05

知識や技術を身につけて車両トラブルを未然に防ぎ安全輸送をサポートする

PROFILE

岡本 将

2013年入社 総合学科卒
鉄道整備

入社後に一から学び、ディーゼル機関車の整備士へ

SECTION. 01 入社後に一から学び、ディーゼル機関車の整備士へ

母校の卒業生が就職していたこともあり、高校生の頃から当社の存在は知っていました。入社を決めた理由は、求人票を見て「整備士」という響きに憧れたからです。高校時代はとくに機械や電気に関わる勉強をしていたわけではないので、整備はゼロからのスタート。しかし、入社後に基礎から丁寧に指導していただいて、着実に知識と技術を身につけることができました。
現在所属している鉄道保全課は、製鉄所内で稼働する機関車や貨車の点検・検査、整備を行なっている部署です。その中で私は、主にディーゼル機関車43台の検査業務を担当しています。鉄道の整備は、自動車の車検のように1台1台あらかじめ整備計画が決められており、その計画にそって定期的に点検・検査を行います。車両が大きい機関車は、部品そのものが大きく、使われている部品の数も膨大。エンジン、タイヤ、連結器などチェック箇所が多く難しさもありますが、だからこそ追求しがいのある仕事です。
“自分が行う一つひとつの作業が安全な輸送業務を支えている”という責任感をもって、日々の業務に取り組んでいます。

自分の作業一つひとつが、安全な輸送を支える

SECTION. 02 自分の作業一つひとつが、安全な輸送を支える

ディーゼル機関車は、鉄製品のもとになる半製品などの輸送に用いられており、製鉄所の機能に欠かすことができない重要な役割を担っています。その機関車を運転するオペレーターが、安全に、安心して輸送業務を行なえるように車両を万全の状態に保つことが、私たち整備士の使命です。そのため、自分の目で車両の異常や故障の前兆を発見し、故障を未然に防ぐことができたときには大きな手応えを感じます。
これまで、駆動軸や連結器といった重要な部分の接続ボルトが緩んでいたり、接続ピンが折れて破損しているところを早期に発見して自ら補修したことがあり、そのときの経験は自信にもつながりました。一方で、故障を「見つける」ことはもちろん重要ですが、それ以上に故障そのものを「防ぐ」ことが何より大切だと考えています。
機械はちょっとしたことで思わぬトラブルが発生してしまうことがあります。自分の行った整備が故障を引き起こす原因にならないよう、一つひとつの点検・整備に対して常に真剣に向き合うことを心がけています。

資格・免許を取得し、スキルアップを目指せる環境

SECTION. 03 資格・免許を取得し、スキルアップを目指せる環境

仕事に必要となるさまざまな資格・免許を取得できることも当社で働く魅力のひとつです。私もこれまで、危険物取扱者乙種、第二種電気工事士などを取得しました。資格を取得するメリットは、自分にできる仕事の幅が広がるだけではなく、学んだ知識がさまざまな場面で活きてくることにあると感じています。
今後の目標は、車両の不具合を発見し、すぐに原因を突き止められるような整備士になること。目標としているのは、私のコーチャーを務めてくださった先輩です。その先輩にゼロから教えていただいたことが、自分自身のキャリアのスタートになりました。将来的には、先輩のように誰からも信頼される保全士になりたいですね。そのためには、日々の積み重ねが大切です。自分の力で少しでも故障を減らすことができるように知識と技術を磨いていこうと思います。
そして、いずれは自分がコーチャーとなって新入社員の指導を担当したいです。自分の仕事に加えて人を育てるということは、もちろん苦労も責任も伴うと思いますが、人に教えることは必ず自分自身の成長にもつながると信じています。

OFFなにしてる?

好きなアーティストのライブやフェス

野球や音楽鑑賞などの趣味を楽しむことで、リフレッシュしています。中学まで野球をしていたこともあり、部署の草野球チームに所属。ポジションはピッチャーです。休日に全員が揃うことは難しいので、参加できる人が集まって練習を行い、君津市のトーナメントなどにも出場しています。音楽鑑賞の楽しみは、地元の友達と、好きなアーティストのライブやフェスに足を運ぶこと。ライブで思いきり盛り上がる瞬間は最高の気分転換! 日々の仕事を頑張るための大事なエネルギー源になっています。

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