INTERVIEWEE.01
女性の視点を活かしたより良い職場づくりに貢献していきたい
- PROFILE
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浅野 花梨
2019年入社 商業科卒
製品倉庫課
SECTION. 01
入社後に免許を取得して、クレーン運転士に
就職活動を進める中で日鉄物流を紹介され、地元でも有名な企業であることと、工場で働いてみたいという思いがあったことから入社を決めました。工場で働きたいと思った理由は、自分がやるべきことがしっかりと決まっている仕事のほうが、性格的に合っていると考えたからです。
入社後は、3ヶ月にわたる導入研修があり、クレーン、フォークリフト、大型特殊、玉掛けの免許を取得しました。その後、鋼管作業課で事務系のサポート業務を経験し、入社2年目で薄板倉庫に配属。現在はクレーン士として仕事をしています。配属後は、2ヶ月ほど先輩の運転を間近で見せてもらいながら、時間があるときに少しずつ操作の練習をして感覚をつかんでいきました。最初は自分にできるのか不安もありましたが、コーチャーの先輩がマンツーマンで指導してくれるので安心して仕事に慣れることができました。また、質問や疑問があれば丁寧にアドバイスをしていただけたことも心強かったです。入社前は三交替勤務についても心配でしたが、2ヶ月ほど経って勤務ローテーションを二回ほど経験した頃には、からだが自然とリズムに慣れていました。これから入社される方も、その点はあまり心配しなくて大丈夫だと思います。
SECTION. 02
状況を見極めながら、巨大なクレーンを操作する
私が担当している業務は、工場で生産された製品をクレーンで移動させて、倉庫に入庫したり、出荷に向けてトレーラー等に積み込んだりする仕事です。クレーンの運転席に乗り込むと、端末に製品の搬送指示が表示され、「入庫」「出庫」「返品」とある中でどの作業から進めるかは、基本的にはオペレーターが判断します。状況を見ながら優先順位を決めて作業を行うのですが、たとえば、トレーラーが列を作って待機していても、同じタイミングで工場から大量の入庫があるときは工場の生産を止めることがないよう入庫を優先しなければなりません。そのような状況では、つい焦ってしまう気持ちもありますが、事故の発生を防ぎ、製品の品質を守るためにも、落ち着いて作業をするよう心がけています。
クレーンにもさまざまな種類があり、私が運転しているクレーンは、ゲームセンターにあるようなクレーンゲームをイメージするとわかりやすいかもしれません。初めて自分で操作をしたときは、大きいので壁にぶつかってしまうのではないかとドキドキしたことを覚えています。仕事には責任や緊張感も伴いますが、自分の意思でスケールの大きな機械を動かせることに、やりがいと楽しさを感じています。
SECTION. 03
女性がさらに活躍できる職場づくりが目標
高校が女子校だったこともあり、当初は男性ばかりの職場で仕事をすることに不安もありました。しかし、実際に働いてみると、トイレや更衣室、シャワー室が整備され、仕事で重いものを運んだりすることもありません。また、体調不良時の休暇制度をはじめ、さまざまなサポート体制が整っているので安心して働くことができる環境です。現在の職場では、私が初めての女性オペレーターだったこともあり、最初は周りの方々からの気遣いを感じることもありました。でも、今ではすっかり打ち解けて職場のみなさんと食事などに出かける機会もあり、仲間になれたことが実感できてうれしいです。当社では、会社全体で女性が働きやすい職場づくりを積極的に進めているので、今後はさらに仕事をしやすい環境が広がると思います。より多くの女性が活躍できるよう、私自身も女性の視点を活かした職場づくりに貢献していきたいです。
また、仕事面では、現場に3台あるクレーンのうち、2台を操作できるようになったので、今度はそのすべてを操作できるようになることが目標です。挑戦したいこと、克服したいことはたくさんありますが、まずは、いま自分にできることに着実に取り組んでいこうと思います。
OFFなにしてる？
読書をしたり、ゲームをしたり、絵を書いたりと、基本的に家で過ごす時間が好きですが、予定が合えば高校時代の友人と遊びに行くことも。先日は、千葉に住む友人を訪ねてディズニーリゾートへ行きました。友人がディズニー好きなので、だいたい半年ごとに2人で遊びに行っています。県内に住んでいる友人とは、一緒にゲームセンターに行くことが多いですね。クレーンゲームが大好きで、景品にはそれほど興味がなくても、仕掛けが面白そうだとつい挑戦してみたくなっちゃいます（笑）。
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